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naki's blog

サーフオールディ_ウナクネxColorsmag x 三蔵瀧朗x 団長 x しょう寅さん_ファシスト愛国主義的の天丼_(1639文字)

夜明け頃に三蔵瀧朗とcolorsmagのヨゲさんが一宮に到着した。

しかも外は一面の霜で、

ほぼ真っ白な世界。

吐く息はどこまでも白く、

その次の瞬間には悪寒がするほど冷え切った。

みんながいるブレイクに向かうと、

波は昨日よりはるかにサイズアップしていて、

それは銚子沖を通り過ぎていった寒気団の強烈さを示していた。

でも真東のうねり、

または東北東のうねりなので、

この辺りのサイズが一番大きいとも聞いた。

結局ウエットスーツを脱いだのが日没頃の4:44。

サーフしたのは2回だが、

途中の移動も軽食も含めて、

ずっとウエットスーツを着ていた日で、

それはまた1日サーフ姿勢だったともいえる日だった。

そんなこんなで波の詳しくは明日書くこととして、

今日の模様を、

さらには明日の予告編とします。

colorsmagのヨゲさんと、

元JPSAチャンピオンの田中英義くん。

ヨゲさんのことは、

1月2日のこのリンクに詳しいです。

【新春特別編】カラーズマガジン風番外編_『元旦ウナクネ・セッション 一生滑走!!』_(2268文字)

ウナクネ団長&ロッキーショアの盟友Jetアキラさんも登場し、

本日一番のエアを決めて、

38ポイントをゲットしていた。

「10点満点で38ポイントとはすごいです!熱!」

そんなヨゲさん文体になるほどのエアだった。

こちらはそのロッキーショア日のリンク。

ロッキーショア2日目_600km北から戻ってきたウナクネ団長_フィンレスボードx2詳細_(2229文字)

すばらしい波と、

世界に誇るサーファーのマリアージュで、

数々の名サーフを写真と動画で得たヨゲさんは、

御宿の夕食で、

なんと禁断の『伊勢エビ天丼』を注文した。

これにはお店の人もうれしくて、

つまみ各種をサービスしてくれるに至った。

そして待つこと25分。

完成したその伊勢エビ天丼が供された。

全員が驚き、

そしてAKB48ではないが写真会となった。

しょう寅さんこと杉本さんと、

三蔵瀧朗㉚が見えるが、

インテリの瀧朗が、

iPhoneカメラを持ちながらつぶやいていたのは、

「天丼の輝きは視線から伝播していく。

それはまるで天に伸び上がるように、

または一級焚火師ヤスが組んだ焚き木のように構築された伊勢エビ2尾は、

建造物の複合体、

すなわちさまざまな行動様式と結び付いたダイナミックな構築とも言えるだろう。

私たちウナクネ、

いやドラグラ式が理解するものは、

既知の天丼形態を新たに、

そして造形的にも情動的にも、

さらには大原港で水揚げされたであろう伊勢エビが巧みに、

しかも交互に配置されて、

これはもはや伝統的芸術に昇華した逸品である、

と感じるのである。

が、

しかしそれをありがたく思うのは、

フランスのブルジョア階級のブランド品を熱狂的に愛する人間だけである。

かつて、

カミュが自身の著書

異邦人』で打ち立てた人間の不合理さと理性の関連性は、

シェークスピアとハムレットの関係と同じくらい深い。

そして全ては”太陽のせい”という

トポロジー(位相幾何学だそう)的思考に光り輝いており、

その意味においてはバロック芸術は、

秩序と運動の矛盾を超越するための大胆な試みとして、

ルネサンスの芸術運動の後に始まったのだが、

そのバロックさえ凌駕するに至っている。

この魅力的なまでの天丼を見ていると、

ガプリエレ・ダヌンツィオが自分の庭に魚雷艇の舳先を置いていたことが思い出される。

彼のファシスト的愛国主義動機は当時だれも知らなかったので、

このモニュメントは楽しいものにしか見えなかったのと似ている、

ということに私はこの『伊勢エビ天丼』を見て気づかされた。

それはここに御宿の小池(おいけ)食堂と記憶しておこう」

その発言の一切を聞こえないふりをしたヨゲさんは、

うれしそうにファシスト的愛国主義かもしれない伊勢エビ天丼を頬張るのであった。

その小池食堂で発見したのがウナクネ式推奨図書『伊賀の影丸』。

『鉄人28号』

『仮面の忍者 赤影』

『魔法使いサリー』

『バビル2世』

現在日経デジタルの広告でおなじみの

『三国志』でおなじみの横山光輝さん作でございます。

それでは明日に続きます。

またここで!